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寺田有希
06.23
 05290
002  女優   大阪府  
大切な人と過ごす最後の夜、あなたは
どんな料理をつくりますか?
これが、おふくろの味か!
寺田:たまご焼きです。

I氏:それはなぜでしょう?

寺田:私、お母さんのつくるたまご焼きが大好きなんです。

I氏:小さい頃から?

寺田:はい。朝ごはんにでてきたり、お弁当によく入っていたんです。

I氏:日常だったんですね。

寺田:でも、東京に出て来てから実家のごはんをしばらく食べることがなくて、ある日、久しぶりに帰った時にたまご焼きを食べたら「あ、これが、おふくろの味か!」って思ったんです。

I氏:実感されたんですね。

寺田:そしたら、懐かしい気持ちや色々な感情が溢れてきて。そういえば東京に出てくる時も食べたな~とか。その時に、私もいつか超美味しいたまご焼きを子供や家族のためにつくってあげてたいなって。

I氏:では、そのたまご焼きを最後の夜に大切な家族と食べると。

寺田:そうですね。

I氏:料理は、たまご焼きだけですか?

寺田:あとは、その時に相手が食べたいものかな。私、あまり好き嫌いがないので、食事は相手の好みを考えてしまうんです。

I氏:なるほど。

寺田:相手の好きな料理を一緒に食べれたら美味しいだろうな、って妄想しながら準備すると思います。

I氏:妄想も楽しむんですね。

寺田:そうです(笑)。


大切な人と過ごす最後の夜、あなたは
どんな会話をしますか?
自分も信念をもってなきゃって
I氏:寺田さんにとって最後の夜はどんな夜でしょう?

寺田:地球最後の日です。最後だからといってとくに「この話をしたい」というのはないけど、暗くはなりたくないですね。特別な話をするより、いつもどおり笑って過ごしたいです。

I氏:普段は、どんなことで笑われるんですか?

寺田:その時によって変わりますけど、たとえば、今は『毎日キングコング』っていうYoutube動画が面白いとか。

I氏:お笑いが好きなんですね。

寺田:好きです。今、私の中でキンコンの西野さんが熱いんです。ピンのトークライブのチケット2千人分を手売りされたり、小説も書かれていて天才だなって。

I氏:多才な方ですよね。嫌われ芸人と言われたりもしますが。

寺田:芸能のお仕事をしている人は見る方にとって的の役割もあると思うんです。

I氏:好意と悪口、両方投げかけられますもんね。

寺田:それでも「オレはこういう信念をもってやってるんだ」っていう気持ちがすごく見える人は、生み出すものもやっぱり面白いし、すごいな~って。

I氏:ご自身もそうありたいと?

寺田:はい。私もフリーでやってると、色々と言われるので、時々ちょっと嫌だなって思ったりもするんですけど。すべてを鵜呑みしてたら、やりたいことできないし。やりたいことをするためには、自分も信念をもってなきゃって思うんです。

I氏:笑い話の奥に実は決意もあるんですね。では、今回の質問には、普段通り笑って過ごしながら最後を迎える、と。

寺田:そうですね。ただ、最後は感謝の気持ちも伝えたい。「ありがとう」って。メールだとすぐ打てますけど、対面してみると伝えにくいことが多いので。

I氏:言葉以外のことも伝わりますよね。

寺田:はい。シンプルな言葉に感謝をこめて共感できたらいいなって。

I氏:今、どなたかを想像してますか?

寺田:姉です。

I氏:特別な存在なんですね。

寺田:3つ歳上なんですけど、彼女はわりと自己主張するタイプなので、小さい頃は姉の言葉に「私も!」って、いつも続いてました。

I氏:お姉ちゃん子だったんですね。

寺田:日常のちょっとしたことで「ありがとね」とは言えるけど、これまで過ごした日々への感謝ってなかなか言えないから、最後はちゃんと伝えたい。

I氏:最後の夜は、言葉のニュアンスも変わるかもしれませんね。笑い話をしている時も、少し寂しいかもしれない。バカな話をできることの幸せを実感するかもしれない。

寺田:ぜったい、そう感じると思います。


今、あなたには
どんな目標がありますか?
大阪凱旋したいんです
寺田:まずは、ソロイベントをどんどんやっていきたいです。最近、歌をはじめたこともありまして、歌あり、芝居あり、コントあり(笑)・・・と色々なコンテンツをギュギュッと詰め込んだイベントを打ちたいんです。

I氏:目的があるんですか?

寺田:大阪凱旋したいんです。

I氏:地元に錦を飾ると。

寺田:そこまで大きいことはできないんですけど、「大阪に来てください!」という声が多いんです。ただ、なかなか舞台で帰ることはできないので、だったら自分で用意しよう!って。

I氏:アクティブですね。自分で動いたほうが早いですもんね。

寺田:年内目標です!!



インター美女んについて
寺田:自分の感じてることを、ちゃんと言葉にして再認識できるので楽しかったです。普通のインタビューより質問が漠然としてますよね。そのせいか、ひとつの答えを求められてる気がしなくて自然に私を出すことができたと思います。


I氏の美女ん観察
I氏:マイウェイな生き方をたたえ、自分の「やりたいこと」を素直につらぬく。その姿、出る杭の兄姉を道しるべに歩む妹のごとし。根っからのお姉ちゃん子の感性は、年長者の懐にするりと入り、いつの間にか兄妹姉妹ような親交を深める才覚の予感。これすなわち“出る杭の妹”とコレクション



寺田有希
Yuki Terada
大阪府 -出身地
Osaka -Home
1989.4.21

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